観終わってみると、こういう話はあったかも…という思いもしたが、ジョニーデップの不思議な魅力で最後まで楽しめた。
謎の男に盗作だと言いがかりをつけられた作家がいろいろ怖い目に遭うストーリー。
序盤はそんなのいくらでも証拠出せそうなのに何をもたもたやってるのと、ちょっとイラッとするが、徐々に男の行動がエスカレートしてくるにつれて何だか違和感が出てくる。
謎の男の要求は小説の結末を自分の書いた元のかたちで出せと言うものだが、現実をその結末のようにしたかったという心理の現れであり、成り行きで巻き添えをくらってしまった人は可哀想。
映画のエンディングでは町の人々の態度が変わっているのだが、これが客観的な姿を表しているのだろうと思うと面白い。
