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大統領の陰謀のryodanのレビュー・感想・評価

大統領の陰謀(1976年製作の映画)
5.0
政権の暴挙に中枢の人間が新聞社にリーク。新聞社の真相追及は時の政権を引きずり下ろす。リークするって事は本人に何らかの不都合があるからで一概に正義感だけではない。ポストだってニクソン政権とは相反する立ち位置。「正義感」や「ジャーナリズム」という綺麗事では事件の真相は暴けない、と我が国の数多の腐敗と言う名の不祥事を経験して改めて実感しました。政治家達や官僚達の下らない不適切な発言とかいちいち目くじら立てていると疲れるだけなので、ハイハイいつものやつねと見ない様にしている。ただ事件が少しだけ動くとシレ~っと発言を変えたり悪びれもしない顔で取材を受けている顔を見ると殺意すら感じてしまう。と同時に「この真相を暴いてくれ」と切に願わずにはいられなくなる。まったく政治家達のやる気のない仕事ぶりを見ているとため息しか出てこない。。
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