映画好きと言いながら、人生55年過ぎてからやっと観た。ちっとも刺さらなかった。
映画批評の中でも、カットの構図やストーリー構成などが、なかば歴史の教科書に載るレベルで登場する作品。
正直な感想としては、ドン・コルレオーネとマイケル・コルレオーネの関係性が父親を思い出してしまい、嫌な気分にさせられる。
コッポラは、ある意味で分かりやすいのだと思う。だから、長丁場の作品でも入り込みやすい。ヒーローがいて、偽ヒーローがいて、試練があり、帰還する。ファンタジーの王道と言ってよいストーリー。
そんな斜めな視点で観ると、ドンは後のガンダルフであり、ダンブルドアなのだ。
まぁ、やたらと映画では引用されるので、必修科目として観たり分析するのには、良い教材であると思う。
私は、4Kでも劇場では観ないと思う。