ごりぞう

ゴッドファーザーのごりぞうのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
3.0
 映画好きと言いながら、人生55年過ぎてからやっと観た。ちっとも刺さらなかった。
 映画批評の中でも、カットの構図やストーリー構成などが、なかば歴史の教科書に載るレベルで登場する作品。
 正直な感想としては、ドン・コルレオーネとマイケル・コルレオーネの関係性が父親を思い出してしまい、嫌な気分にさせられる。
 コッポラは、ある意味で分かりやすいのだと思う。だから、長丁場の作品でも入り込みやすい。ヒーローがいて、偽ヒーローがいて、試練があり、帰還する。ファンタジーの王道と言ってよいストーリー。
 そんな斜めな視点で観ると、ドンは後のガンダルフであり、ダンブルドアなのだ。

 まぁ、やたらと映画では引用されるので、必修科目として観たり分析するのには、良い教材であると思う。

 私は、4Kでも劇場では観ないと思う。
ごりぞう

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