LinusRufus

セックスと嘘とビデオテープのLinusRufusのレビュー・感想・評価

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うまくいってない夫婦ジョンとアンの話かと思いきや、ジェームズ・スペーダー演じる旦那の同級生グレアムが現れた事で、これまでの日常が変わっていく。

グレアムの風変わりな"収集癖(性癖?)"を知り、平静を装い日々過ごしていたアンの姿が崩れて、自分を解放していく様が気持ちいいくらい清々しいです。
ジェームズ・スペーダーの淡々と静かな演技が凄く際立ってる。レス ザン ゼロやプリティ イン ピンクの"コイツ嫌なヤツ"の印象が帳消しになる程。実は良い人も演じられるんだなって (ギャップ大好きです♪)

監督のスティーブン・ソダーバーグは確か当時20代、新進気鋭でしたね。

『この映画のテーマは、セックスと嘘とビデオテープだね』と言ったスペーダーの一言でタイトルが決まったとか。
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