そもそも、人の「無意識」は曖昧で掴みどころがなく、まるで雲を掴むようなものだ。けれど、ふとした瞬間に「意識」が瓦解し、内に潜む“ほんとうの自分”が姿を現すことがある。
ニーチェの言葉、「怪物と戦う…
タイトルどおりの会話劇。
ユニークだと思うけどずっぽりはまらず、終始ぬる湯のままという印象。うーん、自分的にソダーバーグ打率低いわー。ひとりでカメラを通じてのみ機能するっていう特性など、武器であろう…
再鑑賞。ソダーバーグ監督が26歳で撮ったインディペンデント作品でパルムドールも獲得している。
対照的な男女4人がそれぞれセックスによって交差する。ジェームズ・スペイダー演じるグレアムは生身の女性の前…
神経質なマクダウェルと謎めいたスペイダー。ツインピークスでも始まるのかと思うような雰囲気だがそうはならず、4人の主要人物の会話を軸に進む心理劇。
それなりに魅力は感じるんだけど、捉えどころがない感じ…
タイトルが秀逸でなんか惹かれるやない。
だが箱を開けたらナニコレ、
夫婦間のズレ、したのかしてないのか?
といった、昼ドラみたいな話をベラベラと
させられた挙句ラストは無難なオチ。
うーん、わからな…
時代を先取りした感じの脚本、カメラと思った。リアルな会話によって話が進んでいく。カメラの切り取り方は丁寧だし、俯瞰で見下ろして観察するような様子もあり、単純な会話のショットは少しずつ横へ回転して、も…
>>続きを読むソダーバーグ作品からはいつも映画や映像そのもの、に対する裏テーマを感じるが、26歳で監督デビューした本作はまさに映像が持つ力やトリックそのものを扱っていて、この頃からずっとかわらない視点があるのだと…
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