みい太郎

ビー・デビルのみい太郎のネタバレレビュー・内容・結末

ビー・デビル(2010年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかった作品。
シークレットミッションの監督だと
見終わって気がつく。

あーやっぱりね。
最終的はひっちゃかめっちゃかなんですが
心のどこかに爪痕残す。
引っ掻き傷ではあるけれど割と深い(笑)

少人数の離島、9人しか居ない閉鎖的な
いや閉鎖された基本男尊女卑の世界。
今時のそんな世界があるのかね?
って思うけど9人で1世帯な関係性で
暮らしてると当然序列がでるよな…
哀しいくらい馬鹿にされ見下され、
生きてるソヨンヒ演じるボンナム。
島の世界しか知らない
知恵が得られなかった人物と
橋本愛似のチソンウォン現在ファングミ。
なかなか関係性も愛情と愛憎が絡まっていたんだねとラストシーンで思い知らされる。

またまた閉鎖された世界がよく似合う
ペソンウ。相変わらず^_^胸糞悪いクズ野郎が素晴らしい。ふふふ。

なんかね、エロとバイオレンス
アーンドスプラッタ♡
ボンナムの心が壊れて太陽に啓示を
受けた感じもなんか振り切れていていい。

楽しい話では決してないし
終始胸糞も悪いしラストに向けてのバイオレンス、ブシャープシャー血みどろ🩸
ドリフ的な場面に見えちゃうんだけど…
笑いたいのに笑えない。
それなりにボンナムの悲しみや切なさ
壊れたきっかけも神々しくて…

『親切じゃなかった』

ボンナムの言語能力での最大限の表現。
秀悦だった。


298
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