るる

デブラ・ウィンガーを探してのるるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1月14日に途中まで見て、情報量に圧倒されて、1ヶ月経って再見。なんでこんなに評価が低いの?

40代の女優たちによる金言が詰まっていて、約20年経ってようやく、映画界で彼女たちの思いが実現し始めたんだな、などと思う。翻って日本の芸能界、ぜんぜん面白くない。40代女優、米倉涼子はおっさんたちを喜ばせる女の役しかやらないし、天海祐希に相応しい役がないなんて…ついでに50代女優がごっそり見当たらない感じ、残念。俳優より芸人のほうが性格俳優として面白い人がいるのが日本の芸能界だけど、女芸人は極端に少ないしな…

『赤い靴』の話、映画業と家庭の両立はできないのか。

ロビン・ライト。メイクをするかと問われて、このままでもいい? と。
大切なのは信頼関係、どんなに失敗しても愛されていれば立ち直れる、ハリウッドには望めない。

ジェーン・フォンダ。女優は自分を切り売りしている、

ダイアン・レイン。何ヶ月も男優と過ごす、それって健全とは言えないわ。

ウーピー・ゴールドバーグ。私は火の輪を作るの。

シャロン・ストーン。

サルマ・ハエック。

ロビン・ライト。ずっと母親業だけをしていると自己表現をしたくてたまらなくなるの。バランスが難しいの、そこが第一ね。

なぜデブラは引退を? 女優業を見限って

テレサ・ラッセル。
お金さえくれたらね。問題は

テリー・ガー。靴職人。高級な靴、安い靴も作る、私たちにも役があるはず、大きな役でなく端役だけど。

ダイアン・レイン。世間の考える美しさが衰え始めると老いたと言われるけど、
私には将来なりたい女性像が
美の惨めな部分だわ。
性格俳優の話。

ウーピーゴールドバーグ。そりゃ私はキュートだけど、ハリウッドは別世界。バービーみたいじゃないと。

女が語らないなんて変よ。人生はドラマだった。私たちは同世代が見たい。

ローラ・ダーン。人間として女性として何ができるか。

ジェーン・フォンダ。人の気持ちが察せないとね。それが役者。入り込む世界が一次元だと

グウィネス・パルトロワ。20代で若さに任せて
私のキャリアはこれからだと思う。
二世として。

子供と電話。明日はおじいちゃまのところよ。

キアラ・マストロヤンニ。

アルフレ・ウッダード。南アフリカでの仕事、一歳の娘に予防接種は受けさせたくない、働く女は働かなきゃならん。

ジョベス・

キャサリン・オハラ。

罪悪感に悩むの。仕事を軽んじてる気がする。

メグ・ライアン。学校に上がってからは仕事を年に一本に。母親として表現者としてゴマかしたり

ロビン・ライト。ライバル意識とは違う。子供を愛するからこそ、
どこか寂しく思うの

ジェーン・フォンダ。可能だと思う。お金で解決していた、人を雇って
私がそうやって育てられたからわからなかったの
子育て中の若い女友達を見ると反省するの
いかに向き合うかよ。

ヴァネッサ。政治活動にのめり込んだときは、できなかった

親になる術がわからないのだと、いい母親にね。

ウーピーゴールドバーグ。急に有名になってしまって、子供と過ごす時間がなくなった
子供
娘に処理できなきゃ私にも無理。
あえて決心したのよ。目の前にひらけた未来を追求しようと。
自分の幸せだけを追求する
ママは行くけど、平気?

ヒラリー・シェパード・。

ホリー・ハンター。新しい認識
時代の進化という
女性は文化として築いてきたんだと思う
弁解をしなくても一生仕事ができる
女性はいつか仕事をやめると思われてきた
いい肉体になったし、演技力もついた。

メラニーグリフィス35歳のとき、そろそろ引退の時期だと。

ウーピーゴールドバーグ。引退させたいのよ。まるで長生き合戦だけど

トレーシー・ウルマン。

ホリーハンター。こちら側から育てていくような
40年代のパワーとカリスマ性にあふれていた

女たちの革命に乾杯。

サマンサ・マシス。テレビドラマなぜ映画女優が?と聞かれた。映画より役柄が面白い、映画は競争率が高いら少なくとも女をリアルに描こうとしてるし

ジュリアナ・マグリース。これが映画なら永遠に彼女だわ、彼女ってなにをすふ?

台詞は全て疑問形。
若き新星か、老いた性格俳優かよ。

くしゃくしゃの茶色いかつら、それが
彼女のような母親像はありえないのよ

ウーピーゴールドバーグ。叔母もヤルのよ。

魅力的な中年の役
これが私というのを演じる

つまりスタジオの幹部の問題よ。元ダサ男の復讐よ。

会議の話題はあの女優はヤレるぞ。

エイドリアン・シェリー。問題はヤレるかどうかだ。そこへ男が現れた。まず胸を見た。おメガネに敵わなかった。

パトリシア・アークェット。まず自分の性

ところが撮影の段になって現れた。

役者として精神的に傷つきやすい
だって無防備だもの

問題は女が犠牲者として描かれるってこと
あるいはピチピチのシャツで

米国人には
女が服を脱ぐことに抵抗があるの。
生々しい性描写

私は大人の女性よ。娘時代は去った。
数年前なら自由を
屈辱的な脱ぎ方をしない

それに頼っても

ズバリ言ってブ男の俳優にはね。でも女優にはブスはいない。


カトリン・
情熱がなきゃ朝が来ても起きられない
せめて情熱がなきゃね
白雪姫じゃないの。やりたくない仕事もするわ。

シャーロット・ランプリング。
これだけは蔑ろにしない。絶対に守り抜く、
女優にしかできない仕事なの。

一緒になれる
祖母になってもね子守は楽しいけど

メグライアン。私の発見のせいなの。なんだ私は石の下にいたのね。
ゆっくり回りを見てる
私は女性として今一番力がついているのに
同情

色気とは無縁で売りにしなかったから
標的にされて初めてね、セクシーが売りの女優にはめちゃくちゃ怖い世界よ、


だめだメモが追いつかない。教科書にして出版してほしい。ロクサーヌ・ゲイの『バッド・フェミニスト』は彼女たち丸ごとフェミニストにしたし、フェミニストが存在するのではない、普通のひととセクシストがいるだけだ、という地平までそろそろ来てるのだからすごいよな…
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