デブラ・ウィンガーを探しての作品情報・感想・評価

「デブラ・ウィンガーを探して」に投稿された感想・評価

じえり

じえりの感想・評価

3.0
15年以上前なのに出演してる女優がみんな今でも綺麗な人ばかり
ドキュメンタリーだとは思ってなかったしあんまり好きな分野ではないけど女優達が素敵すぎた
トム・クルーズが現在55歳でイーサン・ハントを未だに演じてたり、ハリソン・フォードが70歳を過ぎてインディ役再登板するかも?なんていう噂を聞くと所謂スターとしての活動期間という点ではやはり女優は男優に比べてなかなか厳しい世界という気がする。

ただ、この作品で面白かったのはそういった40歳を超えると女性に良い役は無いと言われる状況に対して自虐的であったり愚痴を言い合っている女優の大半が今消えているのに対し、「40代を耐えれば50代は一人勝ち」と豪語し、今年のオスカーを勝ち取ったフランシス・マクドーマンドを筆頭に、素顔でインタビューに応じるロビン・ライトなど前向きに回答している女優は未だに役が絶えないということだ。

一方でこの作品製作時は一番ネームバリューがあったであろうメグ・ライアンやシャロン・ストーンはほぼ見なくなってしまったけれど間違いなく彼女たちの時代があったのも事実で、長く活躍するのとどちらが幸せなのかと余計なお世話ながら感じてしまう。

演技者に限らずいわゆる働き盛りと言われる時期を過ぎた後にどういった選択をするか?という問いかけをロザンナ・アークエットから呈示されているようで意外に深い映画ではという気がする。
ずっと前から見たくてやっと見ました。

ハリウッド的、女の生き方探しドキュメント。いちばんのテーマは「女は家庭と仕事を両立できるか」みたいなこと言ってましたが、そういうことを模索してる時代っていうのがちょうど今の日本社会の空気と同じ感じです。本作が2002年製作ということを考えると、日本はアメリカより(ハリウッドより?)15年遅れてるってことでしょうか。

芸能界のサバイバルが難しいのはアメリカも日本も同じようなもの。34人のハリウッド女優さんのインタビューが出てきますが、今生き残ってるのは数人というところ。

自分の知識不足で知らない女優さんも多かったです。(女優生命という意味で)生き残りの別格は、やっぱりジェーン・フォンダですね。家柄も受賞数も文句なし。今80才。(最後のところでジェーン・フォンダの話を聞きながらロザンナ・アークエットがしきりに涙をぬぐってました。あの話は確かにいい話だった。おもいっきり「演技」が入ってましたけど笑)。そのほかの女優さんは今50代~60代ですけど、生き残り筆頭はホリー・ハンターと今年主演女優賞のフランシス・マクドーマンドかなあ。この2人はコーエン兄弟つながりで元ルームメイトっていうのも奇遇ですね。あ、昔から好きなシャーロット・ランプリングも生き残ってます。今72才。

ローラ・ダーンもスターウォーズの新作で重要な役として出てるし(でも映画の質としてはまったくローラ・ダーンの無駄遣い)、アカデミーの会長辞退するくらいの格だし、なかなかすごい。ダイアン・レインって完全消滅かと思ってましたが、調べてみると今でもそこそこ頑張ってるって知りました。ロビン・ライトはブレラン新作の警察署長がかっこよかった。まだまだ現役。51才。

この映画のときと現在とでいちばん落差が大きいのがメグ・ライアンかもしれない。この「デブラ・ウィンガーを探して」の直後に主演した「イン・ザ・カット」が大コケしたのを今でもよく覚えてます。本作を監督したロザンナ・アークエットも、これからは女優以外に監督としてもいろいろやりたいって映画中で言ってましたがなかなか現実は厳しいです。
2018.3.25
nagisa

nagisaの感想・評価

3.1
大物がいっばい出てくるし、彼女たちの言葉を真剣に観入っちゃう。
ジェーン・フォンダが引退した理由を話す所なんですが…
「話す・表現する・人間の感情を扱う職業」の、世界でトップの人。その人が話す情緒的な内容の、こちらへの伝わり方に驚かされた。
話題作だったので観た記憶
豪華な人達がたくさん出演していた…程度の記憶
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
2008/12/17鑑賞(鑑賞メーターより転載)
映画というよりは多数の女優のインタビューで構成されたドキュメンタリー。ものすごい豪華メンバーが次から次へと登場し、映画人や映画を多く観ている人にはこたえられない構成だろう。ただ、大きな謎が解けていくとか誰かの心の本当の奥底に迫るとかという感じでなく、多人数のインタビューの寄せ集めという点がやや掘り下げ切れず食い足りなさを感じたが...いつの間にか引退していたデブラ・ウインガー自身を探すというより、女優たちの率直な会話と素顔を通して「役者」と「女性」のあり方を探っていく旅でもある。
ルクリ

ルクリの感想・評価

2.8
ドキュメンタリーだったしデブラ・ウィンガーも知らなかったけど楽しめた。
スクリーンを華々しく飾る女優さんたち
その裏では恋愛・結婚・出産・仕事との両立・・・女優として様々な悩みや苦悩も抱えます(別に“女優さん”に限ったことではありませんけど・・・)
現役女優が自らメガホンを取り、トップ女優のインタビューを重ねたドキュメンタリー映画
出演者のそうそうたる顔触れにビックリ! それも監督さん(ロザンナ・アークエット)の真摯な姿勢あればこその力作です
ryothis

ryothisの感想・評価

3.5
フェミニズム的な内容です。

まぁ、社会で戦ってる女性を映し出してるから、必然的に女性の立ち位置的なところの愚痴を言っていて、フェミニズム的なものになるのはある種必然だとも言える。

この映画で気付いたけど、"エイジング"って"加齢"って意味の言葉で、アンチエイジングっていう言葉は、それを否定したすごい気持ちの悪い言葉だなと。

そんで清水富美加騒動がある昨今では結構タイムリーな内容。やっぱりこーいう公な仕事って、消費者社会の中でその人自身がすごい消費される仕事なんだなとも思った。

一方で、やっぱり羨ましいというか、傲慢に見えなくもない。
「仕事を選びたい」ってみんな抱えてる悩みだし、多分今生きてる人のほとんどが嫌な仕事ばっかりやってると思うけどねー。

あと"fuckable"とか"fuckability"って言葉初めて聞いた 笑
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