Laika

壬生義士伝のLaikaのネタバレレビュー・内容・結末

壬生義士伝(2002年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにスクリーンで見るべきスケールの大きい重厚な映画を見た。中井貴一が素晴らしい。涙腺崩壊でティッシュは1枚では足りなかった。
斎藤が孫を連れて行った病院の女医が誰なのかわかった時、この映画のストーリーにすっと筋が通った。
故郷の友であり脱藩した藩の藩主三宅祐司がいい。作り慣れない手で作る握り飯のシーンは、思い出すだけで今でも涙が出る。
Ituneの「見るべき映画」で見つけ、見たことがなかったから見たけど、日本人なら見るべき映画だと思った。新撰組に関してもっと知りたくなった。幕末の日本を何とかしようと集まった熱い連中は、みんな魅力的でひきつけるものがある。その魅力的な集団を、魅力的な俳優が演じた作品で、誰が主人公でもおかしくないぐらいで、役者の個性がこの映画を重厚にさせていると思う。
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