slow

ゴースト/血のシャワーのslowのレビュー・感想・評価

ゴースト/血のシャワー(1980年製作の映画)
2.8
「この船には"血"が必要なのだよ…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
{あらすじ}
豪華客船が廃船に衝突し,沈没。
廃船に乗るがその船は"生きていた"…!

幽霊は予算削減の為一切でてこない。

代わりに「ファイナルデスティネーション」流の
必殺ピタゴラスイッチを使うが
元々ナチスの拷問船なので
普通には殺さない。
とにかくいたぶりまくるッ!!!

船の好みでない獲物は階段ごと海に落とす!
それでも登ってきたら泥水を放出!
いらない奴はフックで頭ゴッツンコ!
オバサンには毒薬で中途半端に生殺しッ!
ビッチは血のシャワー浴びせるだけの刑!
陽気に話す男はワイヤー宙吊り刑ッ!
そいつを海に一回落として、
一回戻し…
けどやっぱり海に投げ捨てるッ!
…という謎の鬼畜プレイが多め…

監督は元々メロドラマ専門で、
ホラー映画は初だったらしく、
ショッキングシーンの"ショッキング"を
別の意味に捉えてしまったようだ…

この作品変わった撮り方をしてて
のちに起こる出来事の
フラッシュバックが時おり挟まれ
意味不明の映像が繋がった瞬間や
「違う人物」と思ってた人影が、
巡りめぐって自分だったり、
廃船が"人を殺す船"ではなく、
"頭の中をかき乱す存在"は新鮮♪
『トライアングル』と似てるけど
もしかしてこれが元ネタなのかな…?

今回Blu-ray購入して観たのだが,
なんと!音声設定で
「BGMオンリー」できる!
これは全てに対応してほしい!♪
映像と合わせて"BGMだけ"
聴きたい時あるしッ!

昔の映画なので展開はショボいが
廃船のビジュアルはなかなかよく
ゴジラの鳴き声っぽい警笛や、
幽霊の姿はないのに動く
廃船の不気味さは
船ホラーで一番だと思います!
廃船好きにはご馳走様な作品ッ(^-^)/♪
slow

slow