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ゴースト/血のシャワーのhideharuのレビュー・感想・評価

ゴースト/血のシャワー(1980年製作の映画)
2.9
2019.12.30 DVDを再見。

イギリス、ドイツ、日本版のそれぞれのDVDを持っていますが日本版が画質が最悪ですし、1番値段が高いです。本当にボッタクリな商売してる。テレビ放送もされた映画なんだから吹替音声くらいは入れろよ!って感じ。企業努力が足りないんだよ!

と、ソフトの値段の高さや画質の悪さについては文句がありますが映画そのものはそんなに悪くはないです。
貨物船を舞台にした幽霊屋敷モノと言った感じで船そのものがまるで意思を持っているかの様な設定、人間の命を動力源にしてるあたりなど「家」にも通じるものがあります。

古い貨物船内で撮影されていると思いますが船内の薄暗さや閉鎖感だけでもかなり雰囲気を醸し出していると思います。
イヤミなジョージケネディが船に取り憑かれたり、その辺にあった飴玉を食べたオバさんの顔が醜く爛れたり、ミイラ化した死体や冷凍室に吊るされた無数の冷凍死体など見所もありますがタイトルにまである「血のシャワー」が迫力も無く「何これ?」って感じなのが残念でしたね。

低予算というのあまり感じさせないです。ただ冒頭の船の衝突からの沈没は迫力が無いし、一部映像は他の映画からの借り物でしょうね。
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