感無量でした。
ながら見をしてしまったが、見終わった後に達成感を感じた。７人の人生を一気に観たようなそんな重みを感じた。といっても説教くさいわけでもなく、ずんとした重々しい内容といったわけでもない。見終わった後にじんわりと胸に広がる感動があった。
素直に映像がすごいと思った。CGのないこの時代によくこれだけのものが撮れたなと感心してしまった。火の粉が宇宙に広がるシーンはとても綺麗だった。CGがなくてもこれだけやれるのだ。現代人！ がんばれ！
一人一人の人物が魅力的だった。中でもエド・ハリス演じるグレン夫妻が好きだった。乞音であまり話をしない奥さんとそれを温かく見守るグレン。グレン夫人にインタビューを求めるも散々断られ、圧力をかける副大統領を気に止めず、
『嫌なら副大統領だろうと指一本いれさせるな。ジョン・グレンがそう言っていると言うといい』
痺れました。こんな格好いいことが言える男になりたい。
