ゴト

ぼくの大切なともだちのゴトのレビュー・感想・評価

ぼくの大切なともだち(2006年製作の映画)
3.6
友情の定義なんて考える方がバカだと思うが、それでも気になってしまうのだからしょうがない。あえて定義を挙げるとしたら、思い浮かぶのは環境が変わっても続く友情、かな。あと、久しぶりに会っても昔と変わらずに接することが出来る相手とか。

恋人を作ろうとする努力は理解できるが、友達は自然に出来るイメージだから作ろうすること自体がおかしなものに見えしまう上、フランソワがズレ過ぎてて観ていて少し恥ずかしくなる。ブリュノはブリュノでクイズ好きという如何にもぼっちなキャラで、なんでこの人が人との接し方を教えるんだと思ったが、まさかこの設定があんな形で活きてくるとは。

裸の付き合い、同じ釜の飯を食うなどの言葉もあるが、やはりどんな風に同じ時間を共にしたかが友情を考える上に重要なのだろうか。だとしたら、フランソワとブリュノの友情はこれからも変わることなく続いていくだろう。
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