きんゐかうし卿

ラスト・エクソシズムのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 
 
 
 
自宅で鑑賞。米仏合作。E.ロス(共同)製作。バナナケーキレシピの件りが好き。ファナティシズム、ファンダメンタリズム、サタニズムカルト、DV、インセスト、同性愛、銃……と云った米国の抱える問題が鏤められており余りにも呆気無く唐突に迎えるラストは誰が真実を語っていたか判明する。ラストカットはこのジャンルのテンプレートとも云える『ブレア・ウィッチ・プロジェクト('99)』。歪曲・拗曲する“ネル・スウットザー”は全て演者A.ベルの軟体に任されCG等の特撮は未使用らしい。米国では続篇が完成している。70/100点。

・P.ファビアン演じる“コットン・マーカス”牧師のトリック種明かしの殆どは『Marjoe('72)』から拝借している。モキュメンタリーとして“ルイス、ケイレブ・スウットザー”のL.ハーサムとC.L.ジョーンズ、“シャンナ、ジョン、ジャスティン・マーカス”のS.フォレストール、J.ライトJrとJ.シェイファー、“アイリス・ライゼン”のI.バー、“ローガン・ウインターズ”のL.C.レイド“ベッキー・デイビス”のB.フライ......とファースト・ネームと役名を揃えている。

・鑑賞日:2012年6月17日
★☆ 某サイトより転載 ☆★