ゆきえ

ギルバート・グレイプのゆきえのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.0
12ヶ月のシネマリレーにて。
好きすぎた‥初見が映画館で観れて本当に良かった‥。

知的障害を持った弟や
愛する人を失ったショックで家から出られなくなった母親を支え続けた兄、姉、妹。
きょうだい児ってだけで抱える葛藤が沢山あるだろうに、親に頼れないどころか面倒を見なければいけない3人‥みんな良い子すぎる泣
特に長女のストレスはギルバート以上だったと思う。
でも母親と弟がこの家族を繋いでいたのも事実。

途中で抑えてた感情が爆発してしまうギルバート‥
彼がこのタイミングでベッキーと出会えていて本当に良かった。
ベッキーが彼の生き方に口出しすることなく
ただ受け入れてくれただけなのもとても良かった。

そして弟のアーニー役を演じるレオナルド・ディカプリオの演技が凄まじい‥
障害があると言う点よりも無邪気さが前面に出てて愛おしすぎた。

自分のことよりも家族を優先してどこにも行けないギルバートのラスト、いや、これからが最高でした。

観賞後に速攻で中古パンフをポチった。
自分の中で大切に感じる作品に出会えたことに感謝。
ゆきえ

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