一言で言うと痛快娯楽戦争もの。
1944年、米軍のライズマン少佐は死刑囚や無期懲役を宣告された凶悪な囚人12人を鍛えあげ、ドイツ軍を撹乱させる作戦に出るお話し。
ライズマン少佐をリー・マービンが演じていてとにかく渋い!
囚人達の接し方や人の心理を読んでの言動、とてもスマート。
囚人12人はこの作戦が上手くいけば刑罰が免除されるが命がけ。
初めはバラバラな個性がシゴキのライズマン憎しで団結し、そのうち魅力されていく。
ライズマンはライズマンでスタンドプレーが多く、軍でははみ出し者。
そんな彼らがその日を迎える。
激しい死闘戦。
容赦ない殺戮。
戦争とは地獄だと訴えかけるような惨事。
マッチョなアメリカ戦争映画では決してなかった。
カサベテス出演作品。
小柄で声に特徴があるので若くてもすぐに分かりましたー。