めかぽしや

落下の王国のめかぽしやのレビュー・感想・評価

落下の王国(2006年製作の映画)
-
もうだいぶ前に観たのですが
再見しました。

それは、最近観た
『キートンの恋愛三代記』の
オマージュシーンがあるようなので。
(すっかり覚えてない…)

久しぶりに観てもう一度感動しました!
やはり良い作品ですね。



時代は20世紀の始めぐらいなのかな。

スタント俳優をしていて
橋から落下し、足が不自由になってしまった青年ロイと
みかん畑でハシゴから落下し腕を骨折してしまった5歳なアレクサンドリア。
病院内で2人は仲良くなり
ロイはある思惑もありアレクサンドリアに
自作の壮大な叙事詩を語りはじめます。

1つ1つがとても印象に残るシーン、
それは青い海だったり
緑奥深い山の中だったり
迷路のような建造物だったり
叙事詩に登場する人物は
現実世界の人物と重なってます。

そして独創的な衣装は
もう他界されてますが
石岡瑛子さんです。
本当、残念。
まだまだ作品が見たかった…

現実に絶望しているロイの叙事詩は
段々と悲しい結末になっていきますが…




キートンのオマージュの前に
クエイ兄弟のオマージュを発見し
小躍りしてしまいました!
そしてラストのサイレン映画の数々。
キートンの恋愛三代記だけではなく
文化生活一週間や
チャップリン、ハロルド・ロイドなど
クラッシックコメディのオンパレードで
大感激!
クラコメ好きな方に1つ1つ作品を
聞いていきたい!


そうして2回目観てまた違った
感動を味わった訳です。
めかぽしや

めかぽしや