黄推しバナナ

リアル鬼ごっこの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

リアル鬼ごっこ(2007年製作の映画)
3.5
原作 : 山田悠介によるサバイバーが「佐藤姓」だけの殺人鬼ごっこゲーム。

80年代を彷彿とさせる
古臭い演出、
古臭い台詞、
古臭いBGM、
が寒いが…
それを我慢すれば全然いける。

それにしても…
「リアル鬼ごっこ」
総合スコア「2.4」って低いですね…

この手のレベルの作品は腐るほど見ているので、「リアル鬼ごっこ」(この手のレベル)ではスコアは「5.0」です。
私ストライクゾーンは広いので。
安心安全のクオリティーで見れます。

【注意】原作は未読なのでそこで解決しているのかもしれませんが、劇中での疑問点の数々、
①結婚して苗字変わったらターゲットから外れるのか?
②乗り物に乗って逃げたら駄目なのか?
③東京タワー🗼の展望台まで行って上の階でエレベーターを止め、登ってこれないようにしてやり過ごせないのか?
④2つの世界(パラレルワールド)の説明をチェスを交えてするのだが、「パラレルワールド」は私達の宇宙と同一の次元(並行世界)を持っているので無限にあるはずでは?
※劇中で無限にあると思わせる演出はあるのだが何故「2つの世界」とセリフで言わせた。
⑤鬼のワイヤーナイフは肉骨は簡単に切れて自転車は切れないのか?
⑥街中にある武器になるもので鬼と戦うのは駄目なのか?
などの素人が考えれる疑問の回収ぐらいはしてもらわないと世界観が嘘っぽくなりますよ…

出演者
石田卓也
谷村美月
大東俊介
松本莉緒
吹越満
柄本明
名のある役者さん使ってるのに、
棒読み感が…
演技が臭い…
王様の正体がわかってからの残り時間30分の後半の間が持たない…
どうしてだ…
何でこうなった…

迫りくる鬼、鬼から逃げるサバイバーの疾走感、カメラワーク、カット割り、見せ方には違和感が無く問題ないのに…

センスの違いなのか?
脚本が悪いのか?
監督の演技指導が悪いのか?
何かが足りない?

演出の重要性で作品の良し悪しが決まる。演出って大切なのが分かる。
良い演出をするには強い信念が必要なのかも。
良い作品を作ることだけを四六時中、寝ても覚めても追い求めないと駄目なのかもしれない。
「追い求めても、追い求めても捕まえることが出来ない」それでも諦めない信念を持っている人だけが頂点に登ることができると思う。

「鬼ごっこ」なだけに。
👹  👹  👹  👹

①鑑賞年齢30代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確
黄推しバナナ

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