黄推しバナナ

独立少女紅蓮隊の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

独立少女紅蓮隊(2004年製作の映画)
3.0
作品とは不純物を取り除く作業の繰り返しで最後まで練り込んで残った純物

監督 :
安里麻里
脚本 :
南川要一
出演者 :
東海林愛美
立花彩野
太田千晶
宮下ともみ
R-NA
津田寛治
でんでん
河原さぶ


【番長シリーズ】

第1弾
ワラ(^o^)番長
❶独立少女紅蓮隊
❷ロスト☆マイウェイ
❸稲妻ルーシー

第2弾
エロス番長
❶ともしび
❷ユダ
❸片目だけの恋

第3弾
ホラー番長
❶ソドムの市
❷運命人間
❸月猫に蜜の弾丸(たま)
❹稀人(まれびと)

今回調べて知ることになるのだが、そもそも番長シリーズの企画があって、最初に始まったのが、

第1弾の“ワラ(^o^)番長”で3作制作、❶独立少女紅蓮隊❷ロスト☆マイウェイ❸稲妻ルーシー

好評で、第2弾の“エロス番長”で3作制作、❶ともしび❷ユダ❸片目だけの恋

更に、第3弾の“ホラー番長”❶ソドムの市❷運命人間❸月猫に蜜の弾丸(たま)❹稀人(まれびと)

まぁー知らず知らず飛び飛びで鑑賞しているとは🤔🤔🤔
驚き😳


本編物語は、
日本列島南端のとある島のダンススクール「オリオン・ダンサーズ・アカデミー」。表向きは歌手養成学校だが実は島の独立のために活動する女戦士のスパイ養成学校という裏の顔があった。訓練を受けたユキ(東海林愛美)、アキ(立花彩野)、ミッキー(太田千晶)、サキ(宮下ともみ)の4人の少女たちは、アベ教官(津田寛治)の指示で東京で任務を遂行するが、対抗する防衛庁組織・右原(でんでん)の影が忍び寄って1人また1人と…

安里麻里監督…
大昔、視聴したときは普通に見てた気がするのだが…今回18分でしんどくなったよ…

安里麻里監督を、今作を見る前に “トワイライトシンドローム デッドゴーランド(2008年)” から最新作 “泥濘の食卓(2023年)” まで追いかけているのだが…ごめんキモイね…

そんなキモい人なのに今回18分でしんどくなった…
まともな人には絶対
オススメはしない…
現在の変態作品度が今作には全く感じられない…猫かぶってたんだね…でもアーティストって自分の深い闇を作品にしてこそだと思っているので良い意味で現在の安里麻里監督の方が断然良い☺️


何故にしんどいのか…
脚本がグズグズ…

あえてツッコミどころをレビューに残す…
時代設定があるのにもかかわらず冒頭のゴミが散乱する道路…
おっぱい投げてサイレンガス…
4人の女戦士スパイの衣装がダンス衣装(布の面積が少なすぎ)…
スタジオアルタのテレビジョンで指令…
ダンスのフリでモールス信号…
コンビニ店員の話いる…
居酒屋のナカムラ(河原さぶ)の話いる…
河原さぶ何で出演した…
ダンススクール「オリオン・ダンサーズ・アカデミー」の設定いる…
ダンス押しは何故に…
当時ダンスブームは終わってたのに…
津田寛治何で出演した…
ダンスのフリでモールス信号の特訓…
笑わせたいのかシリアスなのか…
何故に手裏剣…
ダンスの踊りで敵を攻撃…
普通に攻撃したら…
変装と言うコスプレ大会…
ダンスで弾丸を避ける…
そまでにダンス押しは何故に…
夜の道路を激走して集合…
缶詰にターゲットの写真と文面…
スタジオアルタのテレビジョンで指令の意味が…
でんでん何で出演した…
盲目少女…
くまのキグルミ…
風船パフォーマー
男性学生…
変装になってない…
急に母親の死因の回想…
米軍の飛行機のボルトが外れて頭部に直撃…
しかも頭部の横…頭部の上じゃねぇ…
囚われた仲間が火炙りに…
突然のトラウマ…
三味線を託す津田寛治…
川辺に鴨のフェイクを頭に乗せたヒットマン…
笑わせたいのかシリアスなのか…
負傷したユキ(東海林愛美)が母親の幻覚を…
居酒屋のナカムラ(河原さぶ)に母親と負傷したユキ…
ナカムラと母親が会話しとる…
幻覚ちゃうんかい…
米軍の戦闘機のボルト当たって死んだやないかい…
急に沖縄の虐げられた現状回想…
長い…
約2分…
長い…
さらしを巻いて傷口を押さえてる…
任俠物が撮りたかったのか…
防衛庁の人体実験場に殴り込むユキだが…
場所を何処で知ったのかい…
三味線が日本刀に…
ダサい…
津田寛治が逃げるでんでんを抑え込む…
津田寛治がユキに刺せと命令…津田寛治ごとでんでんを…
えっ…早くしないと逃げられる程の切羽詰まって無い状況だし、津田寛治が邪魔ででんでんを刺せないほど面積が無かった感じでもないよ…
生き残りのCOCOE(R-NA)に最後の希望を託しボートに乗せて自分(ユキ)が囮になって逃がす…
川にね…
海なら分かるが…
川にね…
シュールな画…

そもそも
“ワラ(^o^)番長”シリーズなのだから、シリアスモードを全面に押し出さなくてもよかったのでは!?

ワラ←笑 じゃあねぇの!?
(^o^)←笑 じゃあねぇの!?

冒頭にも書いた、
作品とは不純物を取り除く作業の繰り返しで最後まで練り込んで残った純物

不純物は“ツッコミどころ”に書いたところでソレを取り除いた作業を繰り返していたらこんな事にはならなかったろうに…


今作はオススメしない…
この手の作品が見たいのであれば

お笑いに全面に降った、
ハイキック・エンジェルス(2014年)
監督 : 横山一洋

シリアスに全面に降った、
RE:BORN(2017年)
監督 : 下村勇二

オススメする🤔
黄推しバナナ

黄推しバナナ