黄推しバナナ

稲妻ルーシーの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

稲妻ルーシー(2004年製作の映画)
3.5
ドギツいトラブルのドミノ倒し…
シュールでゆるい展開に付いて行きゴールに辿り着くことが出来るか…

監督 :
西山洋市
脚本 :
石住武史
西山洋市
出演者 :
佐藤仁美
水橋研二
戸田昌宏
今関朱子
野村恵里
佐古真由美


【番長シリーズ】

第1弾
ワラ(^o^)番長
❶独立少女紅蓮隊
❷ロスト☆マイウェイ
❸稲妻ルーシー 👈

番長シリーズの中で初見🤔
西山洋市監督も追っかけていない監督なのでコレも初見🤔


物語は、
声をかけてきたスカウトマンのフランキー(水橋研二)をストーカー呼ばわりし、警察に逮捕させてしまったルーシー(佐藤仁美)…ルーシーは虚言癖のトラブルメーカーだが、タレントになることに興味のあった彼女は、フランキーの名刺を頼りに事務所を訪ねるが、ソコに先輩のウノハナコ(今関朱子)が…


ガーリーなアニメのオープニングから始まる🤔
なるほど全体がPOPな作品になると言うメッセージか🤔
アニメで主人公のルーシーのキャラを説明しているのね🤔
プラスでロックな音楽と歌詞で更に説明をかます構成🤔
3分足らずのオープニングで全体がわかるハイエンドな構成🤔

走る ♪
走る
走る ♬
走る
稲妻ルーシー〜 ♫

上手い👏

だがそこまで…😰
画が退屈…😰
丁度全体の半分ぐらいの41分で集中力が切れた…😱

西山洋市監督の他の作品を見ていないので何とも言えないが、カメラワーク、構図、カット割り、ライティングは教科書的な普通な出来なのだが…
計算してワザとやっている可能性もある…
何故かって…
縦長の動画になったり(TikTok)
画面が9:16(スクリーン)
画面が3:4(ブラウン管テレビ)
に切り替ったり
ほぼ3:4画面比率で展開していくのでVシネマ時代をオマージュしているのか…
漫画の擬音が入ったり
何かを目的でやっているとしか思えんが理解に苦しむ🤔

まぁ独創的だが画が淡白すぎて飽きるけどね…😰

だが突出して脚本が魅力☺️
気持ち悪いぐらい変的な作品☺️

物語をザックリ説明すれば、一緒に暮している妹から頼まれて、人参とジャガイモを買いに出かけたトラブルメーカーのルーシー(佐藤仁美)が、嘘やハッタリで街中を混乱の渦に落とし込み、何食わぬ顔で自宅に帰ってきてカレーを食べる話をゆるーーーーく描いている🤔

作品が持っている独特なユルユルな空気感は三木聡監督に類似するものがあるが、三木聡監督作品に対して“稲妻ルーシー”はトンガッてエッジが効いている🤔

ビター寄りだね☺️

更に今作、
稲妻ルーシー(2004年)、

三木聡監督の初期作品は、

イン・ザ・プール(2005年)
亀は意外と速く泳ぐ(2005年)

と1年も遅い…

先駆者的な作品と言える🤔

更に、
三木聡監督に類似するのが
脚本 : 坂元裕二
演出 : 中江和仁

大豆田とわ子と三人の元夫(2021年)

今作なんか17年も遅い…
凄すぎ…

厳密に言えば更に遡って原点となる作品があるのかもしれないが、この纏った空気感と世界観と台詞感は現時点で知る限り祖は今作かなぁ🤔

あくまで私の第六感を生かした経験での体感抜粋なので苦情のメイションはやめてね😜

まぁ結論…
人にはオススメしない…

😰👍
黄推しバナナ

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