おだまき

プリンセスと魔法のキスのおだまきのレビュー・感想・評価

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)
4.5
自分のレストランを持つことを夢見ながら働く主人公ティアナは、舞踏会で1匹のカエルと出会う。カエルは自らを王国の王子であり、呪いを解くためにキスをしてほしいと懇願。嫌がっていた彼女も、根負けしてキスを受け入れるが···。


ジャズ調の曲がとってもお洒落!主人公以外の登場人物もキャラが立っていて魅力があり、とても良かったです。好きなディズニーアニメーション作品の一つになりました。






ニューオーリンズが物語の舞台なのでジャズ調の曲が多く、良かったです!ディズニーシーのアメリカンウォーターフロント(大きな船がある所)で流れてそう。「夢まであとすこし」、「もうすぐ人間だ」の2曲が特に好きです。「夢まであとすこし」は絵のタッチが変わるところもお洒落で好き。


ディズニー作品といえば個人的には"愛と夢の物語"というイメージ。"夢"のみを追い求める主人公ティアナと、"愛"に生きるナヴィーン王子が出会い、愛と夢を叶える物語···。とても良かったです。


主人公と王子以外の登場人物も魅力的なのが良い!あと、各登場人物が何を望み、最終的にどうなったかが描かれているのも良かったです。
シャーロットを意地悪なライバルキャラクターではなく、価値観が異なる友人として描いたところ好き。
ジャズ演奏者に加わりたいワニのルイス、星に恋するホタルのレイモンドも良かった。ただ、主人公達を応援するだけの存在じゃなくて、各々に信念や物語を持っていました。


唯一残念だったのは、看板などの日本語フォントが野暮ったかったこと。曲がお洒落だっただけに、何とかして欲しかった。

2023-60
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