Otun

姿三四郎のOtunのレビュー・感想・評価

姿三四郎(1943年製作の映画)
3.6
ブレイキングバッド連続鑑賞の中、一息つくためのこちら。
黒澤明初監督作、初見、『姿三四郎』。

柔道一直線。
完全にマンガ。
相手をまだ背負い投げしている最中に『やったぁ!』とか言ったりして、今観ると演出が斬新過ぎて笑う。
基本的には主人公が強く成長し、ライバルを倒す、と言う往年の酔拳や蛇拳あたりのジャッキー映画パターン。

しかし。今作が、ただのスポ根マンガやジャッキー映画と一線を画しているのは、
本当の強さとは何か
人間とは、人とは何か、と言う柔道を通しての哲学の側面があって
観てて、バガボンド思い出した。

うん。やっぱ、マンガだね。
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