鍋山和弥

レッド・ドラゴンの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品では、『レクター博士』は、オマケのような存在。(存在感は、相変わらずだが、・・・・)ストーリーの中心は、『グレアム捜査官』と、犯人の『フランシス』。『フランシス』は、幼い頃の、トラウマが、原因で、二重人格になっていた。表人格は、『リーバ』という、女性を愛した。表人格は、善人で、裏人格は、狂気。正に、表裏の、サイコ色。トラウマが、犯罪を生み出す典型。やはり、虐待は、人を変える。人の性格を、歪ませる。本当は、善人だったに、違いないのに。いや、善人だったはずだ。『リーバ』を、愛したのだから。ある意味、『羊たちの沈黙』に、回帰した、刑事物。今作は、本当に、『レクター博士』は、オマケだ。
鍋山和弥

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