みかん

レインマンのみかんのレビュー・感想・評価

レインマン(1988年製作の映画)
3.8
兄弟の忘れていた幼い頃の大切な思い出と愛情を描いた、感動のロードムービー。

父と2人で暮らしていたが、喧嘩して勘当を言い渡されそのまま家出した主人公。

高級外車のディーラーをしていたが、経営難でお金に困っていたところ、音信不通になってた父の訃報が届く。

遺産は自分に譲られると思っていたら、実は重度の自閉症のため施設に入っていた兄がいて、ほとんどの遺産が兄に相続されるようになっていたことを知り、施設に行って兄を連れ出し、どうにか遺産が自分にも入るよう悪戦苦闘する。

初めはただのお金目当てで利用することしか考えてなくて、兄がサヴァン症候群と判明してからは、そのずば抜けた記憶力でカジノでイカサマと疑われるほどボロ儲けしたりする主人公だが、あることがきっかけで、自分が幼かったためによく覚えていないけど大事にしていた思い出の謎が解けて、兄弟の愛情が本物になる。

タイトルの意味がわかった時は本当に感動しました!

あと、トム・クルーズとダスティン・ホフマンの演技も素晴らしかったです。
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