狭須があこ

ゾンビ・ナースの狭須があこのレビュー・感想・評価

ゾンビ・ナース(2006年製作の映画)
3.3
ゾンビ、大嫌いです!!!
ナース、大好きです!!!

さて、私はナースのおかげでゾンビを克服できるのか、それともゾンビのせいでナースが無理になるのか!?
しかもどう見てもクソ映画だが!?
どうなる!!??

……えーとですね。
ゾンビ、出ません。
てかホラーかどうかもビミョーなとこ。

最終的にやろうとしてることはホラーテイストの何かなんだろうけども、あんまり怖くはないんですね。
中盤くらいまでカルトサスペンスっぽい。
なにかがおかしい、おかしい、って彼らはずっと言うんだけど、具体的になにがおかしいのかがあんまりよくわからない。

さらにナースもほとんど出ない。
清潔感など気にもしない金髪ロングちゃんがいるし、ちょっとエロいシーンもあるし、何よりガンメンかわいいし、それでいてまぁ盛り上げ要員でしかない
BGMがドコドコ勇ましいなか女子走りできゃぴきゃぴ走ってきてちょっと笑ってしまった
怖がらす気、ねぇな

この邦題じゃないと見てないけど、見た後は邦題のクソさが足を引っ張ってしまう映画です。
騙されたね。
ゾンビでも、ナースでもないね。

最後まで見て考えると、世界観は結構好き。
わりと独自の感覚で作られてます。
好きか嫌いかで言えば好きですが、まぁワケがわからんし怖くも面白くもないんだよな~
もうちょい面白ければ「トライアングル」辺りと同じ枠に放り込みたかった。
洋ホラーらしく、迫り来る怪異を物理で拒否できるのとかは面白くていいんだけどな

小さなクロエちゃんもめっちゃかわいかった
ホラーやスプラッタの映画ばっか出るよなぁ。
甘ったるい顔してるのにね。
狭須があこ

狭須があこ