このレビューはネタバレを含みます
死亡フラグが立ってる系の感動映画。結末が分かってるのに見ちゃうやつ。
結末が分かっているだけに、冒頭から泣いちゃった。
個人的には、露骨な表現もあったりするので、レイティングを上げて欲しい。
子どもと観ていたら、慌ててしまいそうな場面もあった。
お話は、心臓病で余命宣告を受けた少年が、大好きな女の子と一緒に成長していく日常を描いたラブストーリー。
繭ちゃん(井上真央さん)が、天真爛漫で真っ直ぐで愛おしい。
逞くん(岡田将生さん)が、海で繭ちゃんの靴を持ってあげてるシーンが好き。
臓器提供について、事故に遭ってすぐに脳死と言われても、家族は受け入れられないと思う。
ある意味、最終的な家族の決断は必然のようにも感じる。
終盤、「病人をこんなに連れ回して!」というお母さんの発言。よくある場面だけど、すごく疎外感を感じてしまった。
繭ちゃんが居たからこそ、余命宣告を受けても、逞くんは前向きに生きて来られたんだと思う。
お母さんの気持ちも分かるけど、繭ちゃんとも一緒に悲しみを分かち合って欲しかった。
「ありがとう」は、最後じゃなくて、このタイミングで言えたら良かったのにな。