山椒

シンドラーのリストの山椒のネタバレレビュー・内容・結末

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

何年か前に見てたけど再び鑑賞

虐殺シーンがモノクロながら
とんてないリアリティがある
実話というから驚きなのもある

この時代のシンドラーみたいな人は
とんでもない葛藤と
戦いながらも自分の正義を
貫いたところが凄い

許すことがパワーだ
という飲みの席で
シンドラーに言われて
次の日実行したのは良かった

化粧品がないから
指先を切ってチークやリップに
する発想がしんどすぎる…

最後の最後で
アウシュビッツに
間違えられて送られるの
ほんとやめてほしい…
でも間に合って良かったね

救えた命は1,100人だけど
ユダヤ人の犠牲者は600万人
これよく中学生に授業で
見せたりするらしいけど
大学の授業でちょうど良さそうな気が…

モノクロの中で色を使った表現も
とんでもなく洒落てた

一つの命を救うものが世界を救える
そう言われた後に
泣き崩れながら後悔に溺れるところで
辛く悲しく憤りのない怒りも感じる
山椒

山椒