引っ張ればいいというもんでもない
出だしの15分で「これはいい映画に違いない!」と思って期待してたら、引っ張る引っ張る。
脚本なり演出に自信があるなら実力があるなら、変なことせず定石どおりにミッドポイントの60分くらいにネタバレしていいはず。
主人公のやったことは、しない善よりする偽善というレベルの自己満だし、過去の出来事が解決するわけではないのでモヤモヤ。映画のための脚本というか。
ピアノマンのウディハレルソンは今回もなかなか。主役もできるし脇役もできるし、役者になるならあんなポジションがいいなと思います。オクタヴィアスペンサーは、なんだか若かった。
あんなことしたら確実に心臓発作になるやん、という展開はエンタメ映画としてのご愛嬌でしょうか。
2021.11.21