Punisher田中

1408号室のPunisher田中のレビュー・感想・評価

1408号室(2007年製作の映画)
3.5
心霊ルポの執筆者として有名オカルト作家エンズリン。彼の元へ、NYにある「ドルフィン・ホテル」の葉書が届く。差出人不明のそれには一言だけ「1408号室には入るな」と書かれていた。ドルフィン・ホテルの1408号室は過去に同室を利用した宿泊客56人が全て謎の死を遂げていた。次作の舞台をこのホテルに決め、支配人が止めるのも聞かずに1408号室へ足を踏み入れるエンズリン。その先に待ち受ける物とは。

いやいやめちゃくちゃ楽しいことになってんじゃん!!!!とスパナチュ(超常現象)系の映画が好きな人は叫ぶくらい面白い筈。凄いゆっくりながら、様々なことがしきりに起こる1408号室に対してエンズリンも負けじと策を講じる流れがずっと続くが、一方的にやられるわけでなくしっかり謎の超常現象と殴り合いになっていて面白い。

確かに説明不足なところもあり、比喩表現?が強いが最終的に強引な感じでスッキリさせてくれる為見終わったあとはなんだかアトラクションに乗っていたかのような気分になる。評価と相まってなかなか面白かった。やっぱり興味本位でヤバいところに行くのはやめよう。