原子力潜水艦が突然沈没。レスキューを依頼される掘削チームは、不思議な何かと遭遇する・・・深海版、未知との遭遇。
この作品も、大好きで2～30回は観てる映画です。
大ヒットを次々繰り出したジェームズ・キャメロン監督の作品にして、あまり知られてない、知る人ぞ知る的な作品です。
というのも、本作は劇場公開版と完全版の差がありすぎる作品だと思います。完全版は171分という3時間弱の長丁場なのですが、劇場公開版は140分と30分短いんです。この30分のありなしで、印象が全然違います。
自分も最初、劇場公開版をレンタルして「ふ～ん」って感じで、それほど印象に残らなかったのですが、のちに口コミで「完全版」の存在を知って見直したところ、その強烈なメッセージ性にやられ大好きな作品にランクインしてしまいましたから！！
こちらはCGが発達してない1989年の作品なので、ラストのシーンとかは今見ると残念な感じが満載ですが、そこを差し引いても秀作！なかなかのヒューマンドラマが展開してます。そして、核の恐怖や人類への警鐘など、メッセージ性もたっぷりです！そして、なんといってもあの蘇生シーン。あそこは何度みてもジーンとします。
長時間、集中して映画を見ることができる映画慣れした方にはおすすめの１本ですので、見たことない映画好きの方は是非チャレンジしてみてください。その場合、あくまでも「完全版」ですから！！ 間違わないように！
ちなみに、この映画を観て、自分はエド・ハリスの大ファンになってしまいました。蘇生シーンで「ファ～～～イト！」って叫ぶシーンは、もう圧巻！何回観てもウルってしてしまう。
残念なことに、ブルーレイは出ておりません。DVDのみです。とは言え、音響はキャメロン監督得意のTHXでの収録ですので、結構いいです。アトモス環境での試聴もお勧めですよ！
