nanaaron

羊たちの沈黙のnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

生き生きとした異常者の共演。狂人と分かっている時、その上でその人の振る舞い・発言をから受ける刺激は大幅増量。この映画でおもしろいのは、サスペンスなのに犯人が“別の犯人”の謎を解き明かし、犯人がヒーローになるところ。なんでこれが許されるか?ここに異常者の魅力が効いてる。まさにカーテンの内側、常軌を逸した思考回路、その中にある共通項。結果としてサスペンスの醍醐味、緊張感を掻き立てる。気味が悪いほど知的で洞察力があり、巧妙な心理駆け引き、何を考えてるのか分からない恐怖の存分な描写。
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