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ラ・パッショーネのnのレビュー・感想・評価

ラ・パッショーネ(2010年製作の映画)
4.0
もう5年も新作を撮れていない映画監督が、ひょんなことからトスカーナ地方の田舎町で聖金曜日の降誕劇を演出することになるが…というお話。コメディというにはあまりに憂鬱だけれど、好みの映画だった。
シルヴィオ・オルランド演じる主人公が、泣きっ面に蜂とばかり次々と奇妙な災難に見舞われ、各所から怒られ呆れられ、しかしそれでも大して何もしない…という様子がリアルで妙に身につまされる。そして今まで見た中で最高の役どころ、最高の演技のジュゼッペ・バッティストン!本作でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の助演男優賞に輝いたというのも納得。
#イタリア映画祭
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