半変人のお調子者

1941の半変人のお調子者のレビュー・感想・評価

1941(1979年製作の映画)
3.7
スピルバーグの黒歴史と言われる初期の大コケ作品。

めちゃくちゃお金かけて大ボケばっかりかましてくるから、本当に馬鹿で笑っちゃうけど、最初から最後までずっとそのテンションだから逆に単調に感じる。
とにかく出てくる人数と場所が多くて物凄くとっ散らかってる。捌ききれてないから終盤集まっていっても「あーなんか会ったね。」くらいにしか思えないのが非常に勿体無い。

それでも中盤のダンスシーンから始まる連鎖的な破壊描写が凄過ぎてもう笑うしか無い。
ミニチュアが多いんだろうけど、観てる間全く気が付かなくて、えっこれどんだけお金かけてんの!?と驚愕。

結局一番笑えたのは序盤のジョーズパロディだったかも…笑

面白いは面白いけど、これはコケて正解だったと思う。これがコケてなかったらと思うとゾッとする笑

映画評価基準

この映画が好きか 7
没入感 7
脚本 6
演出 6
映像 9
キャスト 10
音楽 9
余韻 7
おすすめ度 6
何度も観たくなるか 7

計74点