Adele

あの日、欲望の大地でのAdeleのネタバレレビュー・内容・結末

あの日、欲望の大地で(2008年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

アリアガ特有の独特な世界観満載の作品です

ジェニファー・ローレンス演じる主人公が母親に不信感を募らせる気持ちはとてもよくわかる、現場も目撃してしまったわけだし
でも、あの問題の行為はいただけないし、共感できない
人生後悔先に立たず、悔いても悔やみきれない、救われないとはこのことなのでは…と…

でも、彼女の母親の気持ちも女としてわからなくもない…
夫は不能で性生活がなく 乳がんの手術で跡が残り、年齢的にも女としても自信を失いかけている時に何も気にせず、優しく受け入れてくれる人がいたとしたら…

これで物語が終わりならまだ良い?のですが
悲しいストーリーはまだまだ続きがあります

お互い不倫していた親の子供同士が付き合い
子供が生まれ、その子を置いて失踪し、また再会っていう展開がうまくまとめられすぎてて
少ししらけてしまったけれども
全体的にとても丁寧な作りだと思います

1番印象に残っているのは発見された焼死体が2人とも抱き合ったままだった、というところ
悲しいけれど美しいものを見せられたような気持ちにさせられた

救いようのない映画だけれど 鑑賞後、何年経ってもこころに残っている作品です
なかなかまた観たい!と思える作品ではないけれど きっと何回も観る度に違う視点からいろんな見方、感想が出てくるのだと思います

余談ですが
ティーン時代のジェニファー・ローレンスと
大人になってからはシャーリーズ・セロンは
2人顔が全く似てないと思ったw
でも、2人ともさすがの演技でそこは何となく許してしまう

特にシャーリーズは本作だけではなく
自分の魅せ方、自分に合う作品選び等がうまい人だと思いました
Adele

Adele