ぉゅ

大魔神怒るのぉゅのレビュー・感想・評価

大魔神怒る(1966年製作の映画)
3.7
2022年 鑑賞 22-04-00
BS日テレ 大魔神シリーズ三夜連続放送! にて
1作目が大ヒットしたため、「子連れ狼シリーズ」「座頭市シリーズ」等の、時代劇作品のベテラン三隅研次監督でお盆興行作品として製作された。併映作は「座頭市海を渡る」。今回は戦国時代の八雲の国を舞台に、水の魔神である武神を爆破するよう命じた御子柴弾正(神田隆さん)を、怒りに燃える姿で現れた武神が、弾正を懲らしめる時代劇特撮作品。

ー 時代劇と特撮のハイブリッド 時代劇のベテラン監督による成熟期編 ー
山に囲まれた八雲の国。隣国から攻めてきた武将・御子柴弾正ら vs 御家再興と平和を願う領主・千草十郎時貞(本郷功次郎さん)ら領民たちの構図。魔神は八雲の国の湖に浮かぶ島に。
「神の怒りに触れるぞ!」「そんな馬鹿げたことがあるものか!」というのは、今回も一緒。
早百合(藤村志保さん)が魔神に祈る。女性が祈り、魔神を壊すというのも一緒。ただ今回は爆破される。前作とは大きく違う。ここがタイトルの「怒る」に通ずるのかも。

十郎たちは捕らえられ、小百合も火焙り...小百合の涙。魔神が湖から登場(暗くなるのは一緒)!登場の一連のシーン、好き!しっかりと今回のストーリー上の設定が入った登場!もう十戒イメージ強しだが、それぐらい神に近い存在ってこと?

いわゆる勧善懲悪モノのシリーズなんだが、少し毛色が違って、逃げ出した弾正が、あの刑を受けることになろうとは... やはり「怒る」なんだな... それを鎮める●の●もいいっ!
ぉゅ

ぉゅ