大魔神怒るの作品情報・感想・評価

「大魔神怒る」に投稿された感想・評価

ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.7
普通に考えたらさ、信仰の対象たる銅像だし、そりゃ壊されたら怒るよね、大魔神だって。前は怪獣に近かった大魔神が、今回は神寄りの存在になっていました。なんか、前回はプルガサリだけど、今回はもののけ姫みたいだった。作りがコンパクトな点は変わりなく、さらに見やすくなっています。あと、今回もこの神様は女性が好きなようです。そしてイケメン度の高い平泉成。
翔猫

翔猫の感想・評価

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戦国時代
八雲の湖のほとりにある名越国と千草国
良好な関係を築いていた両国は、ある日 湖に浮かぶ神ノ島で魔神を崇める祭事を執り行っていた
すると突如として魔神の顔が赤く染まり、不吉の前触れと名越国の当主 名越兵衛は恐れおののくのだった
人々の考え通り、かねてより千草国を狙っていた隣国の御子柴弾正が進軍を開始する
夜襲をかけられた千草国の当主 十郎は何とか逃げ出すが、弾正は続けざまに名越国へと攻め入り兵衛を斬り殺すと、彼の息子勝茂を人質に、十郎を連れてくるように命じる
更に破竹の勢いの弾正の矛先は、不敬にも神ノ島へと向かう

あの大魔神が1作目が人気を受けてまさかの同年に帰ってきた!
金の臭いを嗅ぎつけた大映のフットワークの軽さが炸裂!
いくらなんでも早すぎる

脚本考える時間無かったのか大体の流れは1作目と一緒だけど、今度の魔神はタイトル通り更に激おこ
最初から魔神が来ると想定していたとしか思えない御子柴軍と大激突
特撮らしさを感じる映像が清々しい

さすがの大魔神さんの迫力が存分に楽しめる
1作目との繋がりは無いので安心して一見さんも観よう
sou

souの感想・評価

3.3
BSプレミアムは何で定期的に大魔神シリーズを放送するのかチョイスが謎。まあ放送する度に観ちゃうんですけど。

「大変だぁ!神様の顔が怒ってらぁ!」
/ − − \
/ ∪ \

そうなのか?

仁王様みたいな顔でめっちゃ暴れまくった大魔神がWinkの淋しい熱帯魚みたいに腕で顔隠した後、ご尊顔がいつもの埴輪に変わったシーンめっちゃ笑った。
未知

未知の感想・評価

3.0
当時の大映監督陣の中でも頭一つ抜けた感のある三隅研次の力を以てしても、魔神が覚醒するまでの長い長い前フリの怠さを克服することは出来なかった。
基本的に第一作目と同じ事をしている続編。違うのは大魔神が山の神から海の守り神に。クライマックスで大暴れする際に前作では善良な人も巻き添えを食ってたけど、本作は悪い奴だけ狙い撃ち。そういう意味では大魔神のヒーロー化がなされたのかな?
fmofmojimo

fmofmojimoの感想・評価

3.2
大魔神は誰にも止められない。

今度は湖のなかの島にまつられた大魔神。
貧しい山あいの国が湖の国の領地を略奪し、さらには大魔神の像まで破壊。

前作よりも、逆に大魔神が小さく感じてしまった。
大魔神のお引っ越し。

前作では森を分け行った所にある清冽な滝の落ち端付近に鎮座ましました魔神樣ですが、本作では小さな孤島の洞窟の奥で静かに民の幸せを祈っておられます。
二作ともに周りの岩の色に地味に溶け込んでいるのが共通しています。
顔色などを即座に自在に変えられるのでなんとなく蛸や平目を連想してしまいます。

一作目に滝の所で破壊されて暴れまくり、幕が降りた後に蛸や平目のようにすうっと移動して本作の洞窟に引っ越したのでしょうか?

悪い為政者に苦しめられる民を救うというストーリーは一作目と変わりなく目新しさも無し。
悪い奴らをやっつけるので一応ヒーローなんでしょうけど、格好いいヒーロー然としていないところが大魔神の素晴らしいところです。

ヒロインが高田美和から藤村志保に代わりましたが、お二人共に実に美しく大魔神の怒り顔を一層引き立てています。
Yoshimitsu

Yoshimitsuの感想・評価

4.1
平泉成さん若いなぁ〜。全然気づかなかった笑
上野山功一さんが出演してるから最後にみんなを裏切る悪役なのかと思って観てたわ笑
前作でなんとなくモヤモヤしていた細かな部分にまで気配りが行き届いている。流石の三隅。まず神への舞。前作はモスラチックでチグハグだったが、こっちはちゃんと和テイスト。神像の破壊も前作みたいにちまちま壊されるよりは火薬でドカンな本作の方が正解だと思う。最初に地図で領地の位置関係を示すのも上手いし、地下牢・屋根裏・井戸など上下を駆使した画面展開も楽しい。ただ、キリスト教のモチーフが単に記号的に使われている感覚には引っかかるものがある。この辺りは考察の余地があるが、とにかく映画としては最高の一言。
水曜日

水曜日の感想・評価

3.0
戦国時代、湖畔の村の領主に悪党共が襲いかかる。今度は湖の島にある魔神像を爆破!怒る大魔神。

この頃の大映のスタッフは、「続編は最初の映画を超えられない」と達観してたかのようだ。前作よりも省略されたあっさり導入と、前作に忠実なスペクタクルの再現。手馴れた職人仕事だった。

平泉成が若侍で出てくる、大魔神を前にした顔芸の反射神経が若い。初作よりも特撮と役者の反応がフィットしてて、大魔人も暴れ甲斐が増したと言える。

最後は大魔神は湖に消えて、何処かから鐘が鳴る。ラース・フォン・トリアー『奇蹟の海』のラストと同じじゃないか!自分で苦難を作って乗り越えていく人間を見つめる神の視点…て、意味では一緒だ。
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