ダウンセット

パーフェクト・センスのダウンセットのレビュー・感想・評価

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)
3.0
五感が失われていく恐怖は、当たり前だと思っていたことは実は当たり前ではないことに対する喪失感から生じている。嗅覚、味覚、聴覚、視覚、あれ?触覚って劇中では最後まで担保されてたと思うのだけれども、どうだったけなーと思うくらいに、所々に挿入されるエヴァ・グリーンのオッパイショットに魅了されてしまい、話が全く入ってこない。どうやら僕は綺麗なオッパイを見ると前後の記憶が失念してしまうらしい。

音楽を担当するのはマックス・リヒターって人でネオ・クラシカルの巨頭。ポスト・ロック、エレクトロニカなどの音楽性は故人になってしまったヨハン・ヨハンソンと並んで評される。