ハム

レナードの朝のハムのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
3.6
めちゃくちゃ切ない話で後半ずっと良くなれ良くなれ〜って祈ってた。これ実話ベースなの凄いな。

「命を与えてまた奪うことは親切なことだと思うか?」
また奪うことになるなら希望を持たせるようなことを最初からしなければ良かったのか。
でも素晴らしい朝を迎えられたあの瞬間の彼らが幸せだったのは事実。だからこそその喜びを知ってからそれを奪われるのは何倍も辛かったかもしれないけど、先生のことを恨んでる人は誰1人いないと思う。
目覚めた日のレナードの嬉しそうな顔が体調が前の状態に戻っていくにつれ段々と辛そうになっていき、見てるだけで心が痛んだ。
ダンスシーンは特に印象的。

ロバート・デニーロの演技は言わずもがな、ロビン・ウィリアムズの温かくて優しい笑顔も凄く良かった。患者のことを真剣に心から想ってくれてるんだなと伝わる。
俳優陣に惹かれて観たけど内容も凄く良かった。
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