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バーレスクのRRRのレビュー・感想・評価

バーレスク(2010年製作の映画)
3.8
アリ役のクリスティーナ・アギレラのかわいらしい外見からは想像も出来ない、パワフルな歌声とキレのあるセクシーなダンス!
これこそ日本でも「バーレスクダンス」を流行らせた映画。

バーレスクって…?っとなる人も多いと思うがアメリカの戦後に流行したダンスで、セクシーな衣装と高いヒールで踊る女性の曲線美を活かしたダンスでキャバレーを賑わせていたものだ。作中ではストリップかと聞かれ、そんなのじゃないと怪訝な顔をされるシーンがあるが、実際にはヌードを伴うことも多く日本では多くがそちらで輸入されたようだ。

あらすじは、ショーのスターを夢見て退屈な田舎からロスに来たアリが、ある日見たバーレスクラウンジのショーに釘付けになり、ダンサーとして断られてしまうのに勝手にバーの店員として働き始めてしまう。ある日全くアリの才能を知らなかったテス(オーナー)にダンスを披露すると…
という物語。

バーテンダーで、家のない売れっ子になる前のアリを優しく家に招いてくれたジャックとの恋模様も素敵だ。
ジャックはこんなセクシーな女の子と結ばれるまで一切手出しをすることもなく、アリもまた金持ちのパトロンのことをあなたたのことが嫌い、と一刀両断に切り捨てる。
逼迫するバーレスクの経営もアリの閃きで再復活しとても後味の良い映画だ。
アリの歌声とパフォーマンス以外にも、バーレスクで働く女性たちのダンスも素晴らしいので必見の価値あり。
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