エルヴィスプレスリーの生涯を追う作品。
オースティンバトラーのダンスパフォーマンス、歌声はエルヴィスを完全再現しており本当に格好いい。
入隊前の若かりしエルヴィスなんて、色気ダダ漏れで最高なんだけど
当時腰を動かすダンスが御法度で危うく刑務所に入れられかねない状況までいくのだから驚く。
トムハンクス演じる大佐(エルヴィスのマネージャー)は、若く心に傷を負ったエルヴィスに近付き、ショービジネスを成功させた反面莫大な金を騙し取っていたとか。
けどもスターはみんな我々が思っているよりもずっとずっと、孤独なのだ。
孤独なスターにとって、大佐は頼るしかない存在だったのだろう。
エルヴィスは後年ドラッグに侵され、若くして心臓病で亡くなる。
だが歌声は本物だ。
いつの時代でも輝き、胸を打たれる音楽である。