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パリ、ジュテームのstanleyのレビュー・感想・評価

パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)
4.2
パリを舞台に様々な形の「愛」を表現した 
オムニバス作品 

18話もあるとさすがにひとつひとつを 
じっくりと考えながら観ることは難しいけれど 
どの作品も心に訴えかけてきてくれるので 
観終わった後にじっくりと噛みしめることができる 
滅多にない感覚におそわれます 

そこには多くの人が日々暮らしていて 
その一人一人に物語がある 
無限にも思える物語の中から 
切り取った18話 

普段気づくことのない 
ほんの小さな「愛」に気づかせてくれる 
そんな映画 

また贅沢と言わざるを得ない 
監督や俳優陣の豪華な顔ぶれはもちろん 
とにかく風景が美しい 
コレだけでもだいぶ満足なのですが 
どのお話も魅力的 

短いお話なので少しでも話すと 
ネタバレしてしまうので 
まったく内容はかけませんが 
なかでも“バスティーユ”は 
たった5分間でここまで奥行きがでるとは 
圧巻です 

本当に多種多様なので 
一気に全話観るのもいいけれど 
時間を分けて観るとまた違った味わいがあると思いますよ 
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