王道ファンタジー、、いや、おとぎ話です
でも、少し違う
定石を少しだけずらした様なお話
もちろん、ペネロピが主人公がお姫様役なんですが、
ペネロピの父と母にずいぶんと注力されている出来になってます
一人娘を持つ親からすれば
この二人のペネロピに対する気持ち・行動はとても理解できる
父親の娘に対する愛、母親の娘に対する愛
この違いがコミカルに描かれていてわかりやすいですね
終始、お話がどう展開するのか期待通りに進んでいき、
このシーンがポイントだってのがみられないので
引き込まれるほどのものを感じることは出来ないものの、
ペネロピの周りを取り巻くデザインは秀逸
ファッションや家、特に部屋、、現実と隔たれたかわいらしさが
愛溢れる、よりおとぎ話らしい要素を強めてくれています
映像的にも絵本が意識されていておもしろいものになっています
しかし、なんといってもマックス役のジェームズ・マカヴォイ
何でしょう、あのダメっ子ぷりは
それ演技なのってくらいステキですよ
女性ならこのギャップにどっぷりとはまれると思いますよ
とはいうものの、やはり男性目線では、、
永遠に愛しい眉間のシワ クリスティーナ・リッチでしょう
もう単純にカワイイ、、、文句ないでしょう
この二人のお話ってだけで、はずす事はないはずです