モフセン・マフマルバフ監督になりすました男…
”人は皆、誰かを演じている。”
このキャッチコピー通りの内容で面白かった。
わざわざ購入したけど、これは満足。
実際に起きた詐欺事件を描いた作品。
ただ、過去の事件ではなく、まだ判決が下されていない事件。
そうとあらば、キアロスタミ監督が何をしでかすかというと、、
実際の裁判に乱入…😅
イランって最強に頭固いイメージだけど、そこは良いのか…
と、ちょっぴり困惑。
まさかの撮影許可を得て撮られた、本当の裁判の映像のおかげで、ドキュメンタリーと再現映像が混在している仕上がりに…😅
裁判だけでもびっくりなのに、事件の登場人物がまさかの役者じゃなくて本人たち。
犯人…本人
被害者…本人
…💦💦
犯人と被害者たちに、事件を再現させてカメラに収める鬼畜なキアロスタミ…。
でも、観ているこちら側からすると、めちゃくちゃ面白い。
そして、刑務所から出てきた犯人(主人公)をサプライズで迎えにきたモフセン・マフマルバフ監督もまさかの本人。
2人はそのまま被害者の宅へ。
おっさん同士の2ケツはキツいけど、今回だけはツッコまないでおこう…。