人が真理を追究する時…
怖いーーー。綺麗事かもだけど平和主義な私にはホラーだ。"あるカトリック学校"は 人間社会の縮図で、身近にある出来事として捉えるには充分。
初めは主人公目線で観た部分が大きいけれど、それ自体に"疑惑"を持って観る再鑑賞には大きな意味があった。
「ドラゴンはお腹を空かせている」神父のセリフ… なんて的確！いるいるタイプの必ず誰かを標的にしている人。
猫、風、羽毛、切れた電球や伸びた爪なんか、見せ方も巧いーー。
偏った正義感がもたらす影響、そして追及。
己の目で見ず聞いていないものに対して行動を起こす時、そこにどれだけ純粋なフィルターを通せるか。
私自身、戒めにもなる作品です。
