ももさく

天使の恋のももさくのレビュー・感想・評価

天使の恋(2009年製作の映画)
4.0
クリスマス、14歳の小澤理央(佐々木希)は母親(若村麻由美)と病院に来ていた「やっぱ嫌だよ私頑張るから...。」と言う理央を母親は引きずっていく。同じ日に小澤光輝(谷原章介)も病院におり悪性の腫瘍が発見されていた。

その3年後、女子高生になった理央は美しくなっていたがお金しか信じられず利用できる人は利用する人間になっていた。しかし光輝と2度目?の出会いによって普通の女の子のように人間らしく変わっていく。

小澤理央(佐々木希)過去のトラウマがある。愛する人に真っ直ぐな女の子。

小澤光輝(谷原章介)35歳の大学教授で感情表現が苦手だが理央との出会いで心が変化していく。

鮎川友子(山本ひかる)イジメをうけていた地味な子だったが内面も見た目も変わっていく。

田沼真樹(大石参月)理央の友達。

松方未歩(七菜香)理央の友達。

柴田奈緒子(加賀美早紀)理央の友達。理央に憧れていている。

田辺佑二(深水元基)理央の使える男。

潮田香里(酒井若菜)光輝のいとこ。

下山昌男(吹越満)奈緒子の母親の男。

田代一喜(津田寛治)光輝の担当医。

佐々木希初主演映画のようです。
その演技については滑舌がちょっと悪い?と思えたり、うまいとは言えなくともその年頃の女の子にピッタリはまっていて私は良かったと思いました。

友達との絆が援助交際...。お金を手にした女子高生4人の派手な生活。

イジメ、援助交際、恐喝、2度目の再会、同じ苗字、同じ病院などベタ感がちょっとある。

派手さはあるけど佐々木希の可愛さは抜群!谷原章介ちょっとクセっぽい髪の毛と眼鏡がたまらない。

ポスターにもなっているキスシーンは女性にはたまらんと思われます。付箋が可愛すぎる。

友達との展開や過去の事など急にダークになり、何かあるよなぁとは見てて思うのですが、結構な悲しい展開が多い。友子の心の広さに私は凄っと思った。私がこの年頃の時はこんなに心広くなかったなぁ〜。

悲しい、切ないと瞬間思ったけど、そうきたか〜!あぁ好きな終わり方。全体的にも良かったです。

挿入歌のLOVEPSYCHEDELICO「Beautiful days」は、とても合っていて良かった。

エンディングは伊藤由奈「Let it Go」