実在したシリアル・キラー、ヘンリー・リー・ルーカスをモデルにした物語。
同居している元刑務所仲間オーティスの妹が転がり込んでくる所から話が始まります。
映画全体が、まるで、殺人鬼の日常を記録しているかの様に淡々と進みます。
ヘンリーも感情の起伏をあまり表にだす事はありませんが、ごく当たり前の様に殺人を犯します。
犯行時も感情を見せることなく自然な所作で殺人を行う姿に余計に不気味さが際立ちます。
まさに、息を吸うかの如くです。
物語的にはヘンリーの生い立ちが軽く語られるだけなので、より詳しくヘンリーについて知りたいのであればやや食い足りないかも知れません。
僕は劇中の事がどこまで真実か知りたくてWikipediaなどで調べてみたのですが、ヘンリー自体、嘘ばっかりついてるので結局よくわかりませんでした、笑。