初めて観たイラン映画。
全体的に暗い雰囲気で、ずっと言い争っていたり罵っていたり…
離婚、介護、宗教、貧困…重い問題山積みで、観ていて辛くなりますが、観終わった後の感想としては私は結構好きで、いい映画だと思いました。
親日国ということもあり、前からイランという国には興味があったものの、知識はほとんど何も無いまま観ましたが、イランの人々が抱える問題や、考え方や、宗教を大事にしていることなど、少しだけわかった気がしました。
夫婦の娘と、認知症のおじいちゃんと、家政婦の幼い娘、この三人だけは言葉少なく、または何も言葉を発さないけれど、自分の主張をまくし立ててる大人たちよりも、ずっと何もかもわかっている。三人とも同じ目をしていたのが印象的でした。
ペルシア語を学んだことが無いので当たり前ですが、エンドロールに並んだ文字が一文字もわからなくて、不思議な感じがしました。
