このレビューはネタバレを含みます
おおおーなんだこの世界。
暗い、重い、重すぎる。
負の連鎖が凄すぎる。ずっと続いていく。
でもきっとこれが今も誰かの日常なんだ。とても切なくなりました。
テンポ感が独特〜フランス映画ぽい感じ。淡々とした描写、静かなのに突然の展開。好き好き。
おじいちゃん演技うますぎ。本当にボケてるみたい。
このお父さん、クズだわぁ。
すぐ人のせいだし人に押し付けるし。
こりゃ奥さん出ていくわ。笑
相手の夫の方がヤバいけど。
『私がなによりも辛いのは、流産したことよりも泥棒呼ばわりされたことよ!』
突飛な行動の理由を作るのって良くも悪くも宗教なんだよなぁ。命よりも大切なものってあります?闇がますます深まる。
テルメーは、なんでお母さんよりあんなお父さんと一緒に住んでるのかと思ったけど、親を想ってなんて。うう…そして父のためについた嘘。涙。あれほど嘘をつく事を嫌がっていたのに。
最後の娘の決断は、どうなったのかな…
これだけ悲劇のオンパレードなのに、責めるべき人がいない。これが一番辛い。