鑑賞日 2026/4/2
ナデル、ラジエーの持つ保守性と、
シミン、ホッジャトの持つ革新性が
上手く融合しきらずに破綻してしまった問題のように思えた。
前者は父を裏切らないこと、宗教が迫る真実に…
ずっと観たかった映画。U-NEXTで最配信されていたのですかさず観た。
傑作。
みんなが少しずつ嘘をついている状況で、事態がどんどんややこしくなる…。全ては自分や家族を守るための些細な嘘なのに、ソレ…
アルツハイマーの父を介護したい旦那と子供を連れてイランから安全な国外に出たい母のすれ違いが招いた離婚劇から始まる法廷ヒューマンサスペンス映画。アカデミー賞も受賞。
題材は泥沼離婚劇と泥沼裁判という…
やるせない。皆それぞれに信じることや守るものがあって嘘をつき続けてしまう。ナデルはテルメーの勉強を見てあげたりガソリンスタンドできちんとお釣りをもらってくるよう交渉させたりと本当に娘のことを思い遣っ…
>>続きを読む娘の教育のために国を出たい妻、アルツハイマーの父親を残して移住はできないという夫。妻は家を出る。”子はかすがい”娘は家に父親と残る。
宗教上の質問 粗相をした年寄りの着替えを手伝うことは罪になる…
ジャンプスケアはありません
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全員カスで、全員嘘つきなんだけど、全員何かを守ろうとしていて悲しくなっちゃうな。
いろんなものが重なり合って、全員が得をすることなど…
夫婦の離婚、介護、貧富の差、宗教、大人の建前と嘘、それを見守る子供たち。
様々な題材が混合していているが、しかし何一つ中途半端に描かれているものはない。
それぞれが根を深く張り、物語を突き動かし、…
エンディング。
下から上にアラビア文字が流れる。
全く読めないのに目が離せない。
それどころか身動きひとつ出来ず、最後の娘の選択を見守った。
多少は卑怯な事をしてでも困難に立ち向かう父親か。
それと…
子供の教育のためにイランを出ようとする家族。教養がなく、貧乏で、信心深い家族。
離婚、介護、貧困、宗教。
イランのごく日常の中のひだに触れることができる作品。
刑事告訴なのに弁護士も検事もいず裁判…
妻と別居したことによって、認知症の父を介護してくれる女性を雇ったことをきっかけとし、2組の家族の行く末とイスラム社会を描くイラン映画。
途中まで揃っていなかったパズルが、最後にピタッとハマったかの…
© 2009 Asghar Farhadi