りんごチャン

戦艦ポチョムキンのりんごチャンのレビュー・感想・評価

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)
3.6
淀川先生が名作のひとつに挙げている本作。ずっと観たかったけれど何せサイレントなので睡魔が怖くて…

肉の上を這いずり回るウジ虫。ひとさじのスープをきっかけに水平たちの怒りが鬱積していく。圧政者への怒りは閾値を超え遂には港の民衆たちまでもが立ち上がる!

プロパガンダのために作られたらしいけど観ていて大丈夫かと思うほどの批判っぷり。サイレント特有のオーバーアクションとシンプルな物語で睡魔は訪れず。

オデッサの階段シーンはのちにいろんな映画の元になった(例:アンタッチャブル)と淀川先生が仰ってました。ビックリ!